【ベイトシーバスゲーム】

ベイトロッドでシーバス釣り

ベイトタックルでのシーバスゲームの楽しさ

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ベイトタックルをなぜ使用するのか

シーバスを狙うタックルは基本的に「スピニングタックル」「ベイトタックル」の2種類があります。一般的に多く使用されているのは「スピニングタックル」の方だと思います。
その理由としては、初心者でも簡単に扱えると言う、扱いやすさが一番だと思います。
「スピニングタックル」を使用する理由は至ってシンプルで、扱いやすいのに何故「ベイトタックル」を使用するのかと言うと、私個人的な意見にはなりますが「スピニングタックル」とは真逆で扱いが難しく、慣れるまでに挫折しそうになりますが、その壁を越えると楽しさがあるように感じます。
また、「メリット」と「デメリット」もハッキリしていると思うので、「デメリット」の部分を強みに変えられるような使い方も楽しさの一つだと思います。

ベイトタックルのメリット

ワールドシャウラ1652Rー3の写真
ワールドシャウラ1652Rー3と21アンタレスDCXG(左巻)

手返しの良さ

「ベイトタックル」スピニングタックル」と違いルアー回収からキャストまでの動作が少なく、同じ時間でもより多くルアーを投げることが出来ます。
スピニングタックル」の場合はルアーを回収してからラインを任意の長さに保ち、ベールを返してラインを指に引っ掛けながらキャストする。これが一連の動作となり両手を使用しなければなりません。
「ベイトタックル」の場合はルアーを回収してからラインの長さは特に必要なく、クラッチを切って投げるだけと言う至ってシンプルな動作で片手のみの使用となります。
この事から、「ベイトタックル」はキャスティング動作がシンプルな分、手返しが良いと思います。

ポイントを狙いやすい

シーバス釣行においては橋脚の際にルアーをキャストしたり、水門の中を通したりなどストラクチャーやルアーを通す事が多く有ると思います。この様なポイントを狙う場合は手首のスナップを効かせてあまり振りかぶらずにキャストする必要が出てきます。「ベイトタックル」は色々な角度からキャストしやすく片手でリールを扱えル事から、特に小さな河川や池などの小場所には適しています。「スピニングタックル」でも出来ないことはありませんが、片手で手軽に操作できる「ベイトタックル」の方が扱いやすいと感じます。

手に伝わる感度が高い

私個人的な感想ですが、「ベイトタックル」パーミングと言ってリールを手で包む様に持ってリトリーブして行きます。手全体でリールを覆っているので、ルアーの動きをしっかりと感じる事ができます。また、トゥイッチやドックウォークなどの細かいアクションにおいてもルアーの動きや抵抗などを手元にしっかりと感じることができ

ベイトタックルのデメリット

ライントラブル(バックラッシュ)

ベイトリールはキャストから着水時までの間、ブレーキ調整やサミングを行わないとバックラッシュを起こし、ひどい場合はバックラッシュを解けない状態に陥ることがあります。
特にシーバスではPEラインを使用するのでバックラッシュを解くのは大変です。PEラインを2号か3号に太くすれば多少緩和されますが、絶対の効果はありません。
私もベイト初心者の頃は毎投の様にバックラッシュを起こして、釣りにならなかった事を覚えています。ブレーキを強くしたりしてバックラッシュをしないようにすると、飛距離を犠牲にしてしまいます。
この様にバックラッシュを回避するには「ルアーの重さや形状」「風の向き、強さ」などによってブレーキ調整やサミングを使い分けると言った繊細な技術が必要になります。

ドラグ力と音

ベイトリールはドラグ力がスピニングリールに比べて弱く、私が日頃使用している「21アンタレスDCXG」は最大ドラグ力「5kg」もう一つ上の「アンタレスDCMD」「6kg」
一方、スピニングリールの「19ヴァンキッシュC3000MHG」は最大ドラグ力「9kg」と大きく違います。
また、シーバスとのファイト中にシーバスを走らせる為にドラグを調整しますが、ドラグ音がベイトリールには基本的にないものが多いです。私が所有しているアンタレス2台にはありません。カルカッタコンクエストDCにはエキサイティングドラグサウンドと言うものが搭載されており、ドラグ音が出るものもあります。やはり魚が突っ込む時にドラグ音が出ないのは少し寂しい気がします。

スピニングリールに比べると飛距離が落ちる

同じルアーを投げ比べると、若干ではありますがスピニングリールの方がルアーが飛びます。
その要因として考えられるのは、
・スプールの回転抵抗が無い
・ロッドのガイドの大きさが下の方が大きくなっている事から、ラインの放出抵抗が少ない
簡単に言うと上記2点が飛距離の差だと思います。その為、飛距離が必要なサーフや広大な河川ではベイトタックルはあまりメリットが出ないように感じます。

ベイトタックルについての記事はこちら

まとめ

基本的には「スピニングタックル」の方が扱いやすく、比較的どの様な場所でも選ぶこと無く使用可のです。では、何故「ベイトタックル」を選ぶのかと言えば、上記でも述べたように手返しの良さ、小場所でのキャスティングのし易さルアーの巻心地など感覚的な部分が大きいと思います。慣れるまではライントラブルに悩まされ、挫折感を味わいますがそれを克服できれば、非常に楽しい釣行が出来るのではないかと思います。私も今ではフィールドによって「スピニングタックル」「ベイトタックル」を使い分けております。ただ、最近シーバス釣行においては「ベイトタックル」の方が多いように思います。皆様も是非一度ベイトシーバスゲームを楽しんでみて下さい。

ベイトタックル紹介はこちら

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