◆Toy-Factory社製 ランドティーピー◆

キャンピングカーと海の写真アウトドア

車中泊メインで購入したキャンピングカーのご紹介

以前はアルファードで車中泊をしていましたが、通り過ぎるキャンピングカーを見ているとキャンピングカーに憧れるようになり、キャンピングカーショーなどにも足を運び念願叶ってキャンピングカーを購入する事が出来ました。約7年間キャンピングカーを使用してきて感じたことを私なりに纏めてみましたので、これからキャンピングカーを購入したい方や興味がある方の参考になれば幸いです。

伊勢方面の釣り・ドライブに関する記事はこちら

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車両の紹介

キャンピングカーの写真1
キャンピングカーの写真2
  • トイファクトリー ランドティーピー
  • 車体 
    ◎トヨタ ハイエース3型(ワイド・スーパーロング) 
    ◎ガソリン車 4WD
  • 車両オプション装着
    ◎パワースライドドア  ◎ディスチャージヘッドライト
    ◎ビスカスカップリング ◎バックカメラ(ミラー内蔵型)
    ◎ホワイトパール(ボディーカラー)
  • 車外品パーツ装着品
    ◎Pivotクルーズコントロール  ◎カロッツェリア サイバーナビ
    ◎車速感応式ドアロック  ◎キーレス連動格納ドアミラー
    ◎同色ガッツミラー   

キャンピングカーは車両重量が非常に重く高速道路や山道などを走行する際はパワー不足を感じる事が想定されたため、ディーゼル車を購入しようと思ったのですが、購入時にはディーゼル車の4WD設定が無かった事からガソリン車を購入しました。実際に乗ってみると想像していたほどではありませんが、パワー不足を感じますし燃費も悪いです。高速道路を走行して大体8Km/Lです。

車両本体の装備について

パワースライドドア


パワースライドドアに関しては、ミニバンや軽自動車にも装備されている機能で非常に便利で装着した方が良いと思いオプションで装着をしました。ドアの開閉に関してはオートなので楽ですが、ハイエースの場合パワースライドドアを装着するとスライドドアに付いている小窓(スライド開閉の窓)が無くなって、はめ殺しのガラスになってしまいます。そうすると車内の換気が悪くなり熱が中々抜けないという状態になります。ドアガラスを開閉タイプの物に交換することも出来ますが、結構ガラスが高いので悩むところです。これから購入を検討される方は使用用途によってご検討して下さい。

ディスチャージヘッドライト


こちらの装備は私自身は明るさを重視したので装着しましたが、好みによって分かれると思います。

ビスカスカップリング


こちらは4WD車に装着可能な装備で雪道や悪路を走行する事が多い方には必要な装備だと思います。

バックカメラ(ミラー内蔵型)


この装備は通常のナビ画面に映るタイプと何が違うかというと、この装備はメーカーオプション品で装着車にはリアアンダーミラーがレスされます。通常のナビ画面に映すタイプは販売店オプション品となりリアアンダーミラーが付きます。私が購入したときはミラー内蔵型の方が若干安かったのと、アンダーミラーがレスされる事によりスッキリとした外観になる事からこの装備を装着しました。

Pivotクルーズコントロール

購入時にハイエースは純正でクルーズコントロールの設定が無く、遠出で高速道路を利用する事も多い事からどうしても必要で色々探した結果「Pivot」さんの製品にたどり着きました。取り付けも自分で行いましたが、そんなに難しくなく説明書も分かり易くスムーズに作業が出来ました。高速道路の走行が疲れる事なく運転できるので、装着して非常に良かったです。商品の詳細はこちら

車速感応式ドアロック

速度設定をして自動でドアロックをしてくれる装置です。車両によっては標準装備で付いていると思いますが、購入したハイエースには付いていなかったので走行中の安全面を考慮して、社外品を探して装着しました。Pレンジに入れると解除される設定にしてあるため非常に便利です。

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キャンピングカーの車内・装備のご紹介

車内レイアウトのご紹介

走行時と就寝時の車内レイアウトをご紹介させていただきます。

走行モードの車内

キャンピングカー車内走行モード

走行時の車内の仕様になります。
乗車定員は7名乗車です。シート間の幅も十分確保されており、シート自体も就寝時はベッドとなるためクッションも良く長距離移動も苦になりません。

就寝モード

キャンピングカー車内就寝モード

こちらが就寝モードでベッド展開したレイアウトとなります。この「ランドティーピー」は室内の空間がとても広く、圧迫感が無くとても過ごしやすいです。またベッド展開も非常に簡単で2列目のシートを横スライドさせて後はシートの背もたれを倒してフラットにするだけです。軽い力でスライドや背もたれを動かす事が出来るので女性や子供でも簡単にベッド展開が出来ると思います。
私がこの「ランドティーピー」の購入を決めた一番の店と言っても過言では無いのが2段ベッドです。奥に見えていると思いますが、この2段ベッドは180cm位あり横幅も大人が十分に寝られる位の幅は有ります。実際に寝てみてもベッド自体がしなる事も無く安定感が高く、下に敷いてあるマットのクッションも良く体が痛くなる事も無く熟睡できます。私は寝るときは殆どこのベッドで寝ています。但し、寝相が悪い方は落ちないような工夫が必要だと思います。

2段ベッド写真

対面モード

キャンピングカー対面モード

セカンドシートを後ろ向きにして、サードシートと対面にしてあります。シートレイアウトは非常に簡単で、背もたれと座面を入れ替えるだけです。備え付けのテーブルを設置するとダイニングに変わります。スペースは非常に広く4人で食事をしても狭さをそれ程感じません。サービスエリアが混み合っている時は食べ物を購入して車内で食べるようにしています。周囲を気にする事も無く食事が出来て非常に重宝しています。因みにテーブルはリアゲートを開けた所に設置する事もでき、キャンプ場などの屋外で外の空気を吸いながらの食事も可能です。

キャンピングカー装備のご紹介

メインスイッチ

車内スイッチパネル写真

キャンピングカー装備を稼働させる為のメインスイッチとなります。デジタル表示の部分は左は車両のバッテリー残量真ん中は時刻右はサブバッテリーの残量と一目で分かり易く表示されています。ボタン部分ですが主に使用するのは両端以外のボタンとなります。左から2番目はFFヒーターの作動ボタン3番目は冷蔵庫の作動ボタン4番目はメイン電源のON・OFFボタン5番目は照明の点灯・消灯ボタン6番目はコンセントなどを使用する際の電源ボタン、以上が主に使用するスイッチとなります。この車両はサブバッテリーは1個ですので、照明に冷蔵庫、FFヒーターなどを同時に使用するとバッテリー残量が一気に減ってしまします。余裕を持つならサブバッテリーを2個仕様する方が良いと思います。私は車中泊をしても3日間程度が精一杯なので、今の仕様で十分ですしそれ以外の電力を大きく消費する物も搭載していないので、今後増えてくるようであれば検討しようと思います。サブバッテリーは走行充電システムも付いておりますので、使ったとしても移動の際に充電してくれるので残量メーターを見ながら使用しております。もう少し長い間車中泊をする時間ができれば、ソーラーシステムも搭載したいと考えております。トイファクトリーに専用のソーラーシステムキットが有りますので、見た目のフィット感と機能面からこちらの購入を検討しております。(詳細はこちら

ベバスト FFヒーター

FFヒーター写真

ベバスト社製のFFヒーターです。私は購入時にスキー場などでの車中泊を想定してビルダーさんに相談をしたところ、FFヒーターは付けた方が良いとの事でしたので高額ではありましたが、購入する事にしました。その代わりハイエースのメーカーオプションのリヤヒーターは装備しておりません。走行中もFFヒーターを作動できますし、フロントのヒーターである程度まかなえると言うのが理由です。FFヒーターはサブバッテリーを利用して駆動させており、燃料は車両の燃料(ガソリン)を併用して動かしているとの事です。恐らく燃料ホースをバイパスさせていると思います。送風口はこの小さな一カ所しか有りませんが、暖まるのも非常に早く車内全体をカバーしてくれます。燃料の消費も僅かで冬場の車中泊では大活躍をしております。このヒーターのお陰でどんなに寒くても半袖短パンで快適に寝られるくらいです。私は基本的に毛布1枚だけで寝ており、全く寒くありません。20万円くらいする高価な物ですが、費用対効果は高いと思いますので、今後キャンピングカーの購入を検討されている方はFFヒーターの購入をお勧めします。

冷蔵庫

冷蔵庫の写真
冷蔵庫の写真2

飲料水や食材を保管するのに必須の冷蔵庫です。ポータブルでは無く、備え付けの冷蔵庫となります。40Lの容量があり奥行きもあり以外と多くの物が入ります。小さいカゴが上部に取り付けてありますが、これは小物を入れて直ぐ取り出したい時などに使用しております。とてもよく冷えてダイヤル(写真2枚目右上のダイヤル)を一番マックスまで下げるとー16℃まで冷えるみたいですが、普段は一番弱くして使用しております。夏場は非常に重宝しており飲み物を冷たいまま飲めるのが幸せを感じます。キャンピングカーでなくても、有った方が良い装備だと思います。

シンク

シンク廻りの写真2
シンクの写真

こちらもキャンピングカーの装備としては必須の装備となります。冷蔵庫と隣り合わせにあり調理をしたりする際は非常に便利だと思います。以外と場所も広く使えて作業しやすいと思います。実は私はこのシンクを一度も使用した事が無く、実際に使用した感想はお伝えする事は出来ませんが、汚れも付きにくい感じで魚を捌いても良いのではないかと思います。(臭いは置いておきます・・・)

リヤテレビ

テレビの写真

フリップダウンモニターを付けるか、このテレビを付けるかで最初は迷いましたが、ゆっくりと寛ぎながらテレビを見たかったため、このサブバッテリーでも作動するテレビを取り付けました。先にも申し上げましたが「ゆっくり寛ぐ時はテレビを見ながら」なんて思いながらテレビを見ています。テレビの大きさは19インチDVDスロット付となります。アンテナは車載用の4×4のフルセグチューナーが付いており、取り付け金具も可動式で角度を変えられるようになっています。その為、寝転びながらテレビを見る事も可能です。テレビの電波は余程の山奥に行かない限りは電波をしっかりと拾うので、ストレス無く寛げます。

照明とコンセント

シンク廻りのコンセントと照明の写真
ベッド廻りの照明とシガーソケットの写真
2段ベッド写真

照明は天井に2個、シンクの上部に2個、2段ベッドの上部と下部に1個ずつ、合計6個で全部付けると非常に明るいです。基本的には全部付ける事は無く、天井の照明のみで十分だと思います。また、コンセントに関してはシンクの上部に2個、2段ベッドの下にシガーソケット1個があります。コンセントは延長コードを使用して差し込み口を増やして使用しております。以外と便利なのは2段ベッドの下にあるシガーソケットです。携帯を充電する際に急だと車載用の充電器しかない場合があり、コンセントを使用できないときに、シガーソケットが使えるので便利です。これは標準装備ではなく、増設しました。1カ所は有ると良いと思います。因みに車両に付いているカーテンですが、ビルダーさんと相談をして窓に付けるタイプでは無く、家のカーテンのように吊り下げているタイプにしました。利点はドアを開けた際にも中が見えないという事です。これは非常に良いと思いますので、皆さんも参考にして下さい。

知多方面の釣り・ドライブに関する記事はこちら

まとめ

私自身がキャンピングカーを実際に所有してみて感じた事は、キャンピングカーで何をするかを明確にする事が重要だと思います。私は観光名所に行ったり、釣りで使ったりとどちらかというと移動と車中泊がメインの使用用途になります。キャンピングカーの装備は決して安い物ではありませんので、自分自身の使用用途に合った装備を選ぶ必要があります。私の使用用途でサイドタープが必要かと言うと、全く必要はありません。実際にキャンプや車中泊などで装備品を使ってみないと、自分の使用用途に必要な装備は分からないと思います。購入を検討されている方は、私は下記の内容をお勧めします。

  1. キャンピングビルダーさんと自分の使用用途に必要な装備をしっかりと相談をする。
  2. キャンピングカーのレンタカーを借りて使用してみる。
  3. 装備の充実した手頃な中古車を購入する。

1.キャンピングビルダーさんと自分の使用用途に必要な装備をしっかりと相談をする。
 これは非常に重要で雑誌やYouTubeなどで情報のみを得て、色々な装備が必要だと思っていました。私は実際に購入する際に、トイファクトリーの営業担当の方にどの様な使用方法を考えているか問われ、私は車中泊をメインに使用したい旨を伝え欲しい装備なども併せて伝えました。そうした所、キャンピングカーの使用頻度や車中泊日数、家が一軒やなのかマンションなのかなど色々ヒアリングされながら一つ一つの装備を付けるかどうかを決めていきました。前にも記述しましたが、キャンピングカー装備は決して安い物ではないため、あまり使用しない装備まで付けると予算を大幅に超える事もあると思います。そのような事にならない為にも、営業担当の方としっかりと話し合う事が重要だと思います。

2.キャンピングカーのレンタカーを借りて使用してみる。
 何度も申し上げているように、キャンピングカーの装備は使って見ないと必要かどうかは分からないので、レンタカーを借りてキャンプや車中泊を何度か行ってみてから、必要な装備を決めていくと言うやり方も非常に良いと思います。キャンピングカーのレンタルは普通のレンタカーより費用は掛かりますが、キャンピングカーの装備だけでなく、家の周りの道路や駐車場、高速道路など生活する範囲においての使用感も体感できるのでお勧めだと思います。

3.装備の充実した手頃な中古車を購入する。
 私は新車を購入しましたが、実際に購入してから少し経過した時に「装備が充実した中古車」でも良かったなと思いました。キャンピングカーは寝泊まりする為、中古車に抵抗がある方もいると思いますが、基本的にメンテナンスされていると思いますし、現車確認も出来ると思いますので装備が充実したキャンピングカーがあれば、新車を購入するよりお得だと思います。中古車に抵抗感が無い方にはお勧めだと思います。

最後に私が思うキャンピングカーとは、「移動式の家」と言う感覚で居心地の良い空間だと思います。皆さんもマイホームを購入する際は、家の周りの環境、間取りなど様々な条件を満たしているかを入念に調べたりハウスメーカーと話し合ったりすると思います。私はキャンピングカーも同等に考えており、自分にとって住みやすい条件を満たすようにしました。様々な情報源がある中で、何が自分にとって必要なのかを見極めて、キャンピングカーを購入して頂ければと思います。皆様のキャンピングカーライフが良いものとなるように願っております。

キャンピングカーと海の写真2

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